先日、ようやく賃貸契約を済ませた話を書きました。
デンマークのアパート探しにおいては、詐欺被害に注意が必要です。特に外国人はデンマークの法律に馴染みがないため気をつけた方がいいとか...
わが家は、夫の会社が契約する現地のエージェント経由で部屋を探し、契約、鍵の引き渡しまでを行いました。その中で聞いた「詐欺被害に遭わないため注意をした方がいいこと」をご紹介します。
ご自身で賃貸を探される方の参考になればと思います。
BoligPortalは便利だけど要注意
日本のGoogleで「Copenhagen rent apartment」などと調べると真っ先に出てくるのがBolig Portalです。検索条件に見合った部屋を探す事ができ、借りてから見ると日本のHOMESやSUUMOと似ています。ただ、法人だけでなく、個人も家主登録ができるようでエージェント曰く玉石混合です。
信頼できる家主から家を借りたいですよね、後々のトラブルも回避できます。ポータルサイトを見ると右端に家主(Landload)に関する情報があるので、確認をするのがオススメです。
投稿している物件数、登録した時期などが掲載されています。登録した時期がごくごく最近の場合などは要注意です。
ポジショントークかもしれませんが、エージェントにはBoligPortalの利用はオススメされませんでした。
- 既に入居者が決まっている物件が多数掲載されたままになっている
- メッセージの返信率がかなり低い(10%以下)
- 個人の家主の登録が多く信頼性に欠ける
個人的には情報量も多く、複数の不動産会社/個人の不動産情報をまとめて探せるため便利でした。Bolighportalを使って部屋を借りたというブログも見ましたし、注意をしながら利用をすれば、使い勝手は良いと思います。
賃貸契約書はデンマーク語
賃貸契約書は常にデンマーク語で作成されます。
エージェントを通す場合などは、趣旨を英訳したものを見せてもらえると思います。初めから英語の契約書が送られてくる場合などは要注意です。
敷金は大家次第、最大3ヶ月まで
入居前のデポジットとして支払うことが多いのは、以下の3つです。日本の「礼金」にあたる仕組みがないのはありがたいです。
- 敷金:最大3ヶ月
- 初月家賃:1ヶ月
- プリペイド家賃:1〜3ヶ月
これら以外に法外なデポジットを請求された場合は要注意です。ただし光熱費を前払いする場合は別で必要です。通常は契約書の締結と並行して、デポジットの支払い期日が明示されると思いますが、支払いだけ先に強く要望される場合なども注意が必要です。
信頼できるウェブサイト6選
不安を煽ってばかりの内容でしたので、最後にエージェントが語る「信頼できるウェブサイト」をご紹介します。提携先なのだと思いますが、個人ではなく不動産会社として部屋の管理をしている物件なので少し安心かと思います。
以上、デンマークの部屋探し、詐欺被害に遭わないため現地エージェントから聞いた注意点でした。
▼デンマークでの部屋探しに関する第一弾はこちら