さて、帰国してから時間が経ちますが、駐在生活で使っていた変圧器について。
ニッチすぎて需要がないかと思いきや、どのご家庭も直面するお話だと思うので、我が家の例を記録しておきます。
まず、デンマークの電圧は230Vです。
ヨーロッパの大国、イギリス、フランス、ドイツも230Vと同じですね。
ヨドバシカメラのサイトを見れば、国別の一覧が載っています。
次にプラグの形はC型。
形状だけの話なので「変圧器」の話に直接は関係ありませんが、日本とは異なるので必要な分を日本から買っていくのが安心です。うちはAmazonでこれを買いました。
本題の「変圧器」です。日本から持参したのは3000W対応/1500W対応の2種類の変圧器です。それぞれ、何に使ったかなどをご紹介します。
3000W対応 大型変圧器
▼利用していた製品
①炊飯器:100V/1210W
日本人家庭は結局お米を食べることが多いかなと思います。お鍋で炊いている方を「素敵だなぁ」と横目でみつつ、私は日本から持って行ったPanasonicの炊飯器でポチっと炊いていました。海外対応の炊飯器も売っていますが、買い替えたばかりだったので変圧器を通して使うことにしました。
②ホットクック:100V/800W
ホットクックは必須とは言いませんが、あると便利なので持っていきました。日本が恋しくなっても納豆が作れたり、あんこが作れたり、蒸し料理ができたりと料理のバリエーションが増えました。
③Delongi コーヒーメーカー:100V/1450W
本当に持っていって良かったものです。デンマークは有名なバリスタも多いのですが、何せ物価が高いので毎日カフェなんて行けません。さらに、日本のように安くて美味しいコンビニコーヒーもなく…。コーヒー豆だけはスーパーでコスパ良く売ってるので自宅でコーヒーを飲んでいました。
1500W対応 中型変圧器
1500Wまで対応の中型の変圧器です。これも航空便に入れて持っていきました。利用用途は、Panasonicのテレビ、マキタのスティッククリーナーです。テレビは消費電力自体大きくないので、大型の変圧器を使えれば1つだけでも良いと思います。ただ、キッチンとリビングが位置的に離れている間取りだったので、念のためもっていきました。
変圧器の利用を諦め、海外対応を購入したのは「ドライヤー」です。
理由は、海外のドライヤーの評判が悪かったこと、電力消費量が大きい(↓のドライヤーで1400W)ので変圧器を買うよりは、海外対応の製品を買った方が安上がりと判断したことです。Panasonicを買っていきました。帰国したあとは日本でも使っています。
逆に、変圧器がなくても、日本の製品をそのまま使えたのは「ルンバ」「Amazon Echo」「Macbook」あたりです。海外メーカーは幅広い電圧に対応してますね。
日本から持っていかず、現地で購入した家電もありました。
・電子レンジ(SHARP製が約10,000円)
・卓上オーブン(Nettoで約5,000円)
・ハンドブレンダー(Powerで約2,000円)
全部最後に売るか、現地の友人に譲ってきました。
ご紹介した大きさの変圧器だと割といいお値段がするので、前の駐在の人に譲ってもらったり、メルカリ等で中古を探すのも手だと思います。
最後に、日本から持って行った大事な家電製品、変圧器を使うのを忘れずに!
私は結婚祝いにもらったお気に入りのブラウンのマルチブレンダー、変圧器を通すのを忘れて現地のコンセントに刺した瞬間、焦げ臭い匂いとともにブチっと音が鳴って動かなくなりました(笑)燃えなくて良かった…