2021年からデンマーク、コペンハーゲンへの海外赴任に帯同することになりました。
周りの人に話しても、コペンハーゲンに友人がいる人はいないし、コペンハーゲンに行ったことある人すらいない状況…。
現地の情報が全く手に入らないので、そもそも日本人ってどれくらいいるの?と思い、調査をしてみました。
基礎データ
- デンマークにいる日本人の数
在留邦人数:1,569名(2018年10月在デンマーク日本国大使館調べ)
- デンマークにいる日本企業の数
デンマークに進出している日系企業は92社(2019年在デンマーク日本国大使館調べ)
デンマークには約1,500人の日本人が滞在していることが分かりました。
他のヨーロッパ諸国と比較した在留邦人数
1,500人って、多いの?少ないの?ということで、同じヨーロッパの中での比較をしてみました。
こちらがヨーロッパ域内に住んでいる日本人が多い国ランキングです!
下の方まで見ると、やっとありました!
デンマーク…17ヶ国目にランクインです。
圧倒的にイギリス・ドイツ・フランスが強いことが分かりますね。
同じ北欧諸国と比べると、スウェーデン・フィンランドは在留邦人数が多く、デンマークの在留邦人数はあまり多くないことが伺えます。
滞在者の内訳から分かるデンマーク在住者の特徴
最後に、在留邦人を「長期滞在者」「永住者」に分けたデータがありました。
それぞれの外務省の定義は以下のようになっています。
「長期滞在者」海外での生活は一時的なもので、いずれわが国に戻るつもりの人々(3か月以上の海外在留者のうち、海外での生活は一時的なもので、いずれわが国に戻るつもりの邦人を指します。)
「永住者」生活の本拠をわが国から海外へ移した人々(原則として、当該在留国等より永住権を認められており、生活の拠点をわが国から海外へ移した邦人を指します。)
我が家のような赴任家族は「長期滞在者」にあたるようです。
気になる人数ですが、以下の通りでした!
- 長期滞在者:567人
- 永住者:1,002人
思ったより永住者が多いです。
長期滞在者の中には海外赴任だけでなく留学、ワーホリも含まれていると考えられます。
海外駐在での渡航という同じような境遇の人はかなり少なそうです。
長期滞在者と永住者の比率については興味深いデータがありました。
前述の上位20ヶ国で、スイスと北欧諸国だけが、長期滞在者よりも永住者数が多いようです。
永住者数だけでみたときのランキングを見ると、デンマークは12位にランクイン!
理由は突き止められていないのですが、他のヨーロッパ諸国と比較して永住者の比率が高いようです。
まとめ
デンマークに住む日本人ってどれくらいいるの?という疑問でしたが、約1,500人が滞在しており、長期滞在者は約500人ほどということが分かりました。その中で、留学やワーホリではなく海外赴任でいる人、さらにコペンハーゲンに住んでいる人と絞るとかな〜り少ないですね。現地で同じような境遇の日本人の方に会えたらいいな〜と思っていましたが、難しそうなことが分かったのでした。