未就学児をつれてデンマークへ渡航予定の方は、幼稚園・保育園を探す場合があると思います。我が家も例に漏れず預け先を探しました。前回までの記録はこちら。
赴任当初、英語クラスがある公立幼稚園に問い合わせましたが、年度途中のためか空きがないことがわかりました。
すぐに私立のインターナショナル幼稚園(Private Interenational Preschool、ここではプリスクールとします)を探し始めましたが一律のリストなどが見当たりません...自分で一つ一つ調べる必要があったので、この記事でまとめてご紹介しようと思います。
コペンハーゲンのエリア別 プリスクールのリスト
早速ですが、コペンハーゲンのプリスクールは「Hellerup」「Valby」のエリアにだいたいまとまっています。参考に所在地をマップに示しました。
以下に各園のリストも合わせてご紹介します。ホームページ内に記載がある有益そうな情報も合わせて追加しました。
北東部 Hellerupエリア
■Sunrise International Preschool
対象年齢:16ヶ月〜6歳まで
■Tinytots International Daycare & Preschool Hellerup
■Stepping Stones Preschool Hellerup
対象年齢:1歳〜6歳
■Stepping Stones Preschool Charlottenlund
対象年齢:1歳〜6歳
南西部 Valbyエリア
■Tinytots International Daycare & Preschool Valby
■Kidz R Os International Daycare & Vuggestue
対象年齢:6ヶ月〜6歳
■Montessori International Preschool(Valby & Frederiksberg)
対象年齢:2歳10ヶ月〜6歳(ただし入園時4歳未満かつトイトレ完了が必須)
探し方ですが、Google Mapでコペンハーゲンを映し「Interenational Preschool」と入れればでてきます。
小学校に併設する園について
上記の他、小学生以上のインターナショナルスクールに併設するKindergarteやPre-Kと呼ばれるKindergarten以前の子供を預かってくれる場合があります。
■Copenhagen International School
■International School of Hellerup
インターナショナルスクールに通う兄弟、姉妹がいる場合は一緒に預けられたほうが楽ですね。また、小学校からインターナショナルスクールに入れようと思うと定員がいっぱいのため、幼稚園から預けておくというパターンもあるようです。
この中の各園に空き状況を確認し、早めに預けられそうな3箇所に見学に行きました。それぞれ園児の人数規模や全体の雰囲気が全く異なり、見学に行っておいてよかったと思います。入園を検討される場合は見学に行かれることを強くオススメします。駐在のご家庭と思われる日本人のお子様がいる園もありました。
見学の際にチェックしたこと
園の規模や雰囲気が子どもにあっていそうか、という点が一番大きいかと思います。他にもいくつか考慮をしながら見学に行きました。
- 送迎手段は?公共交通機関or車or自転車?
- 園児の国籍に偏りはないか
- 園と保護者のコミュニケーションがちゃんと取れてそうか
お弁当は持参等の制約があったら大変だなと思ってましたが、見学に行った3箇所はいずれもランチが提供されました。
プリスクールに入園するまでの流れとその他の注意点
公立の幼稚園は役所に書類等を提出することになりますが、私立の場合は直接園に連絡を取ります。一連の流れとしては、以下のような感じでした。
- 保育園の見学のアポを取る
- 気に入ればWaiting List(あれば)に登録する
- 入園オファーが来たら入園意思を伝える
- デポジットを支払い、登園日に向けて準備する
補助金について
幼稚園には行政からの補助金が出るそうです。一度、満額支払ったのちに個人で補助金の受給申請をする場合もあるそうですが、私が預けている園では、園が一括で受給申請をしているのか、補助金控除後の金額を毎月園に支払っています。
CPR番号について
デンマークのマイナンバーCPR番号ですが、預ける際に必要かどうかは公立、私立で異なりました。
公立の幼稚園
コミューンの窓口で問い合わせたところ、入園申込み時点でCPR番号が必須と言われました。
私立の幼稚園
申込み時点では不要と言われましたが、補助金の申請にはCPR番号が必要とのことでした。
デンマークの年度初めは8月です。そのため、5月以降からいわゆる年長児が小学校に移り、少しずつ定員があきます。(入れ替わりが激しい時期)
わが子は年度途中の入園でしたが、たまたま空きのあった園に入園できました。インターの園は駐在家庭も多く、入れ替わりも激しいため、空きがあるかないかはご縁によりそうです。
これからコペンハーゲンにいらっしゃる方で、プリスクールを探している方のご参考になればと思います。